2019/03/18-03/24

忙しくない代わりに生活リズム崩れがちな週だった。

この週間日記も結構な量になってきたけど、意外と書けないことも多かったりするので、そういう部分をカバーするために手帳を買った。
ほぼ日記のためだけに買ったつもりだったんだけど、いざ手にしてぱらぱらめくってみると結構使い所が多そうで、4月になるのが楽しみになってきた。

かぎろさんやアスパラくんたちと語彙大富豪をした。

まず語彙大富豪とは何かというと、場に出ているカード(単語だったり短文だったりする)より強いカードを出していくというゲーム。
たとえば「グー」に対して「パー」。「小学生」に対して「中学生」とか。

このゲームの面白いところは「より強い言葉を出す」という曖昧なルールのおかげで隙間が多く、説明(詠唱と呼ぶことが多い)のしかたによって強弱が変動したり、一見なんの関連も無い言葉同士が結びつく点。

例えば「駅前再開発」に「炭酸の抜けたサイダー」で勝とうとしたときに僕が繰り出した詠唱がこちら。

「ずいぶんこの街も様変わりしたね」
4年ぶりの対面だというのに、君はこともなげにそう言うだけで、僕は少し肩すかしをくらった気分になった。
君は高校を卒業し、都内の大学へ進学した。僕には学がなかったし、家業を継がなきゃならなかったから、君を追いかけることはできなかった。
「駅前もこんなに小ぎれいになっちゃって、もう知らない街みたい」
僕は思う。君もまるで別人みたいだと。
田舎と都会では時間の流れる速さが違うという。情報も物流も、都会ではものすごい勢いで移り変わっていくらしい。高校を卒業してからの4年間、毎日毎日同じ事の繰り返しだった僕のそれと比べ、君が東京で送った日々は、それはそれは刺激的だったことだろう。
僕と君の4年間は違う。僕だけが、なにも成長しないまま同じ場所で足踏みをしている。それが悲しかった。
まだ僕の脳裏には、昼下がりの屋上で制服を風にはためかせながら『炭酸の抜けたサイダー』で乾杯した君との日々が焼き付いている。
どうか、叶うならあの日々に帰りたい。
そんな自分勝手な願いを、僕はあの日と同じサイダーで飲み下し、ぎこちない笑顔を浮かべた。

これもうポエムじゃね?

まあこれは極端な例なんだけど、こういう「如何に相手を納得させるか」っていう思考が小説を書くときと似ていて、やっててすごく楽しい。個人的に勝敗はどうでもよくて、如何に上手い詠唱をするかとか、参加者をどれだけ笑わせられるかとか、そういう部分に楽しみを見出している。
あと、出そうとしたカードを通すか通さないかの判定(プレイヤー全員で行う)を行うフェイズがあるんだけど、この時にもらった意見は自分の文章の添削に役立つ。文章が短いのでフィードバックが早いし、どこに違和感を覚えたのか確実な指摘がもらえるので、文章の訓練をしたいとき物書きにもオススメ。

もし興味があったらレクチャーとかセッティングするので声かけてみてください。

 

togetter.com

ちなみに今回のゲームのハイライトはこんな感じ。

 

 

 

 

米津玄師大暴れ。このくらいフリーダムでいいんですよ、楽しければそれでオーケーなので。大変愉快な会だった。7人っていう結構な大所帯でやるのは初めてだったんだけど、人によっていろんなスタイルがあって面白かった。
こういう遊びの場でお友達が増えるのはとても健全なインターネットという感じがして良い。

来週は春休み最後の週なので色々いい感じにアレしていきたい。